本の感想
前に書いたか書いてないかも忘れてしまいまいたが、『幽霊人命救助隊』。猫また焼酎というのを何杯か飲み、この本のことを書いたことがあるか、いまいち思い出せないまま、今こうして書いているのですが。なぜかフラッと、書きたくなる。
自殺によって亡くなった幽霊が、総勢100名の自殺志願者の自殺を止めるという話。小説の中のルール付けがすばらしくって、幽霊は今生きている人に触れないのだけど、メガホンを使って、その意志を伝えることができる。
応援すること。
遠隔なんとか法とか、自殺を食い止めるために幽霊たちがいろんな技を編み出していく。内容の深刻さに対するコミカルさも絶妙。
生きていれば「なんとかなる」のだ。でもやっぱり一人では生きていけない。周りの人間がいてこそ、生きる意味がある。いろんな大事な気持ちを思い返させてくれる小説。
高野和明:著『幽霊人命救助隊』。
初めて大槻ケンヂの小説を読んでる。『ロッキン・ホース・バレリーナ』。これがいい!
まだ途中だけど、グイグイ引き込まれてる。
18歳のバンドマンが、初の全国ツアーに出、途中妙なオッカケゴスロリ娘をヒッチハイクしてしまいという話。
自分が18歳のときには、夏でもバカでもなかったなあ。ただ18歳だった。せめて夏だったら良かったのに。
ただ、ちょっとはバカの道に踏み入れられたときではあった。ほんで19で落ち着いちゃって。
むちゃくちゃなだけじゃない、読者のツボと笑いをおさえた展開は脱毛、いや、脱帽もの。
ロッカーで小説家って、ホント理想だなあ。
うん、良かった。面白かった。
元過激派の父を持つ、小学6年生の物語。
好きに生きるってかっこいい。
意志を貫き通すってかっこいい。
小説の中で生き生きと描かれた父を見ていると、大切ないろんなことが見えてくる気がする。
沖縄で毎晩泡盛飲みたい気もする。
でも、何年も沖縄で過ごすとなれば、また違うんだろうな。
主人公の少年が大きくなったら、またそれはそれで物語が発生するのだろうし。
この本は、豊川悦司、天海祐希、松山ケンイチなんかが出演して、この秋公開される。豊川悦司が小説の父ほど強く見え
るかが多少心配だけど、楽しみ。
同じ奥田英朗の『イン・ザ・プール』も、この前映画化作品をDVDで観た。これまた松尾スズキがいい味出してて、笑いもほとんど滑らず、いい作品だった。