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中ジョッキとかじゃなくて、コップです。病気のときに薬を飲むときに使ったら便利だなと思えるような小さなコップです。

2008年04月23日のアーカイブ

『コントロール』(アントン・コービン監督)を観た

伝説ではあるけれど、有名にはなりきれなかったロックバンド「ジョイ・ディビジョン」のボーカル、イアン・カーティスの短い生涯を描く「コントロール」。

そこにあるのは、天才ならではの波乱の生活ではなく、どこにでもいるような男の、誰もが味わう苦悩の話であったりする。普通の職場でまじめに働くイアンの姿をきっちりとらえるあたりが潔い。

全編白黒なのだけれど、写真家だけあって、ひとつひとつのシーンが実に美しい。音楽で成功する場面や薬に溺れる姿が
強調されることはなく、比較的淡々と過ぎていく日々が映し出されるのだけれど、目が離せない。主演のサム・ライリーと妻役サマンサ・モートンの演技がリアルでぐいぐい引き込んでくる。ラストの例のシーンは、最初からわかっていても悲し過ぎる。

サム・ライリーはライブ場面では実際に歌い、演奏には現ニュー・オーダー(ジョイ・ディビジョンの後進バンド)の人や未発表音源が使われたりしているらしい。さすがに曲は、神々しいほど存在感がある。

最後に「イアン・カーティスは23歳で……」と流れて、知っていたはずなのにまた驚いてしまった。そうか、そんなに若かったか。なんてこった。

同じ時代を、トニー・ウィルソンの視点で作った映画「24アワー・パーティー・ピープル」(イアン・カーティスのくだりもある)も面白かったけど、「コントロール」の方が私的で近しく心に響く。

あー、やばい、もっかい観たい。
今週金曜までというのに。

そして次回かかるのはボブ・ディランを6人が演じた「アイム・ノット・ゼア」。う~ん、こっちも観ないと。
John 02:32 | コメント(2) | トラックバック(1) | こんな映画を観ました
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